豆腐

最近豆腐ばっかり食ってます。
別にダイエットをしているとか、豆腐しか食べる事を許されない宗教に入ったとか、そういうわけではないんですが。
一人暮らしの男の自炊に大切なのは、吉野家風に言えば、「安い、早い」です。旨さはなんとかなる。
大体ポン酢かければ全部ポン酢味ですし、醤油と酒で煮こめば煮付け味ですし、ごま油でニンニクと一緒に炒めて醤油かければにんにく醤油味です。
どんな食材でも「茹でてポン酢」「醤油と酒で煮る」「ごま油でニンニクと一緒に炒める」の3つだけで最高にうまい。
3種類くらいバリエーションがあれば全く問題ありません。
この3つの料理法さえあればなんだって食える。俺は多分セミとかティッシュとか布とかでもすごくおいしく食べられます。自信があります。
布を醤油と酒で煮込んでそれでご飯とか、どんぶり3杯は余裕でイケルと思います。
ちょっと何の話かわかんなくってしまいましたが、とにかく、自炊で大事なのは安い事と早い事なのです。
「早い」っていうのは、調理時間ももちろんですが、後片付けの時間の方がより大事です。
できるだけ洗いたくないんです。寒いし。食器一個と鍋一個、これ以上は洗いたくありません。絶対に嫌です。
そこら辺を考えた時に、豆腐は非常に優秀。「茹でてポン酢」には「湯豆腐」というオシャレな名前が付いているくらいだし、
「醤油と酒で煮る」はちょっとしたすき焼き気分、ごま油で炒めれば豆腐ステーキ、
さらには四人目の適格者、「麻婆豆腐」まで居やがりますからね、豆腐には。コイツがまた粋なヤツでね、ご飯に合うことごはんですよの如し。
後片付けも超簡単、湯豆腐に至っては、鍋と食器をチャッとやるだけで終了という人知を超えた早さ。速すぎて逆にゆっくり見えます。
"帝王"豆腐選手に対抗できる食材はもう数えるほどしかないですね。
野菜界の価格壊し屋"ザ・クラッシャー"もやし選手、多彩な調理法が武器"千の調理法を持つ男"豚の切り落とし選手、
肉なのに異常に安い"戦慄のグラム30円"鳥のむね肉選手、それくらいですかね。
ただ、もやし選手は賞味期限が短い、豚の切り落とし選手はちょっとお高い、鳥のむね肉選手は調理が面倒、という弱点がありますから。
総合的に見るとまだまだ豆腐選手の勝ちでしょうね、完全に。



卒論も書かずに俺は、朝の5時に何を書いているんでしょうか。ひどいもんです。まだまだ行きます。
大学の研究室にはですね、大体漫画が置いてあるもんじゃないですか。
ここ5年ほど学生の居なかったウチの研究室にもですね、一応置いてあるんです。
Bバージン強殖装甲ガイバー、オムライス、細野不二彦のママ、島本和彦の大熱言という、なかなかのラインナップ。
しかも全巻揃ってるのはママと大熱言のみというかなりモヤモヤした置き漫画です。
深夜に一人で論文を書いていると、ちょっと息抜きしたいなーと思うのですが、どうもこれらの漫画を読む気がしなくて。
それでゴソゴソと漫画の詰まってるダンボールを掘り返したら、げんしけんの1巻と2巻を見つけまして。
ああ、これならなんとかなるかなあ、と思って読んだらこれが面白いんです。
数年前のアニメ化されたりしてブームになった時に一回読んだ事はあったのですが、
その時は、後半のチンマンサークル化に腹が立ち、「んだよこの漫画マジでぇ!」と思った覚えしか残っていなかったのです。
それが、今回1巻を読んでみたところ、印象がガラっと変わりました。
人見知りの先輩と人見知りの後輩がはじめて会うシーンの、あの、背中がゾワっと来ちゃう独特の感じが非常にリアルで引き込まれました。
引き込まれてしまったので、そのまま研究室を飛び出して漫画喫茶で全巻読んでしまいました。
全巻読み終わると、結局「ケッ!」という感想にたどり着いてしまいましたけど。
荻上さんが出てきてからは特に、「あれ?なんだろうこの気持ち。イライラする。ねえ美貴ちゃんイライラする」
と思ってしまいました、未だに。
でも、全体的には数年前に読んだ時よりもイライラ感が減っていて、ああ、こういうのいいなあ、と思う場面が増えました。
ちょっとだけ大人になったんだと思います。
俺も今年大学卒業するので、後半の方の、仲間が就職したり、卒業で感傷的になったりする所もちょっとは理解できるようになっていましたし。
ちょっとですけどね、本当に。俺は大学自体にあんまり思い入れがないのでそこら辺はしょうがないですが。
ただ、数年前と同じ感想だったのは「俺の周りには大事なキャラクターが欠けている。だからこういう風にならないんだ」
という思いでした。俺もちょっとしたオタクサークルみたいなものに所属しているのですが、
どう考えてもキャラクターが足りない。具体的に言うと、俺の周りには、クガピーとクッチーと斑目しかいない。
大体クッチ−と斑目を足して2で割ったような感じのヤツしかいない。
咲ちゃんや大野さんや荻上さんやコーサカ君はもとより、ササヤンも居ないし、田中さんも居ないし、ハラグーロもいない。
これじゃあ物語が進まないじゃないですか!クガピーとクッチーと斑目しかいない部室に思い出は詰まっていかないじゃないですか!
それじゃあ泣けないよ!卒業を控えて一人部室で佇んでも泣けないよ!苦笑いだよ!
クガピーとクッチーと斑目だけで軽井沢に行ったって全然楽しそうじゃないじゃないですか!過去のトラウマが障害になって素直になれないけど好きです、みたいなの絶対ないじゃないですか!
ふざけないでくださいよ!「菊池の強気攻め、町田総受け」とか言ってくれる女子がいないじゃないですか!
いや!それは別に言われなくてもいいけどさ!とにかくもうなんていうかふざけないでくださいよ!
でも面白かったです。みなさんもう一回読み返してみてはいかがでしょうか。数年前に読んだのと、違う感想を持つかもしれません。
先月のアフタヌーンで特別読み切りもあったみたいだし。


町田総受けといえば、日曜日にグリーン・デイのライブに行ってきたんですけど、
その前日に町田は「無名大合コン部」という新しい活動のプレイベントに行ってて、
その場でも町田が旅館の主人にケツを掘られた話が女の子にウケたそうです。
前にメイドバーに行ったときに、メイド相手にウケたのはわかるんですが、普通の女の子相手にもウケるもんなんですね、ホモ話って。
女性の知り合いなんていないからよくわかんないけど、俺たちがレズの話聞いて喜ぶようなモノなんでしょうかね。
というわけでグリーン・デイ。めちゃくちゃ楽しかったです。
昨年の年末辺りから不完全燃焼のライブが続いていて、その後は卒研で忙しくなっちゃってライブに行って無かった、っていうのもあって、もうめちゃくちゃ楽しみました。
2時間ちょい一回も休まずに動き続けたのなんて相当久々ですよ。ペットボトル持ち込み禁止だったから水も飲めなかったし、かなり疲れたんですが、終始満面の笑みでした。
一番前のA-Lブロックって所で見たんですが、人が多すぎず、少なすぎず、ちょうどいい感じで動けるスペースがあって楽しく暴れまくれました。
一番楽しかったのはMINORITY。最後の部分のFuck'em all!の所でテンションが振りきれました。
2、3日の間、気がつくとMINORITYが脳内で鳴り響く症状が出るくらい良かったです。
あと、俺が見ていた近くに推定35歳くらいの気合が入った人が居て、めちゃくちゃ楽しそうにモッシュしてたんですが、
その人がどことなく、元ヲタ芸四天王の腰へらに似ていました。
公演が終わった後、南浦和で一杯飲んでいる時に町田くんにあの人腰へらに似てたねと言ったらなんとなくわかる、と言っていました。
ヲタ芸が熱かった頃のヲタ芸の熱気と、ライブハウスの前の方の熱気はどこか似てるよなあ、としみじみ思いました。


次は、メロン記念日の10年記念ライブに行こうと思っています。
なんか今度出るメロンのアルバムも面白そうなので期待しています。特にメロン記念日のテーマ(Rock.ver)が気になります。
メロン記念日のテーマはあのアレンジだからこそテンション上がるんだろうが!
とも思うのですが、ロックバージョンってなんなんだよ!っていうのが気になる方が上回っています。
ビークルからもう一曲提供されてる曲も聴きたいし、レピッシュが作ったスカナンバー!ってのも聴きたいです。
とりあえず卒論は提出は出来そうなので、何らかの問題が起きなければ10周年ライブの頃には暇になっているはずです。
問題が起こる可能性は結構高いですが、そこはメロン記念日への大きな愛で教授をもてなす事によってうやむやのまま卒業まで漕ぎ着けたいです。