麦茶

夕方5時に起きてパチンコ屋へ行き、エヴァ2の高設定札を拾って閉店までブン回し。
小銭を稼いだら家に帰って納豆ご飯を食べながらDVDで映画鑑賞、ニコニコでアニメ鑑賞。
いつのまにか朝になっていて、そのまま寝ないで納豆ご飯を野菜ジュースでかっこみパチンコ屋へ向かう。
朝一の打ち換え、連据え置き狙いの立ち回りもそろそろ終わりだなあ、とちょっとセンチメンタル南向きな気分で台を押さえ、
いつもの缶コーヒーを飲みながら、一服しつつ、いつものようにスロ台の前で東スポを広げる。
まるで一流のビジネスマンがカフェで英字新聞でも読んでいるかのように優雅に過ごす朝9時前、ガラガラのパチ屋店内。
俺は重大な事実に気が付いた。それは前日高設定+8ゲームヤメの麻雀物語が何事もなく128をスルーした事よりも重大な事だった。
東スポに載っている記事で唯一確かな情報である日付、今日はどうも8月30日らしい。
おい!もう夏休み終わるじゃねぇか!ちょっと勘弁してよ!終わってる場合じゃないだろ!
この15年間ほど毎年8月の終わりにはこういう気分を味わってるはずなのに一向に慣れません。
すっげえ嫌だ。学校行きたくない。正確に言うと学校に行かなくちゃいけない状況になりたくない。
いかに自分が夏休みが大好きだったのか、失って始めてわかるその大切さ。
朝から晩まで、月曜日から日曜日まで特にやる事なし、セミの声を聞きながら、パンツ一丁で、
コンビニで買った1リットル100円の麦茶(ストローが中に落ちちゃいがち)をガブガブ飲み下し、ガリガリ君を2本は食う。
ゴミみてえな飯を貪り食い、パチ屋で一日過ごしたり、たまに外出して次の日を気にせず朝まで酒飲んだり、
旅行に行ったり、ライブに行ったり、ぼーっと映画みたり。誰にも文句を言われずダラダラに次ぐダラダラ、生でダラダラいかせて。
ああ、愛しい俺の夏休みっち、略してなっち。好きだ、俺はなっちが好きだ!世界中の誰よりも愛してる。
人生初の愛の告白がまさか夏休みっちに向けてのものになるとは思いませんでしたが、しかし、納得しています。
それほど俺はなっちを愛しているのです。このまま進級してしまえばもう二度となっちに会えないかもしれない。
それでもいい。俺はなっちに確かに出会えたのだから。ありがとう、そして、さようなら。
フォーエヴァー、なっち。



去年の夏はカントリー娘。の軽井沢バスツアーに始まり、AXでの単独ライブで終わるカントリーの夏だったわけですが、
今年はメロンラウンジ、(大谷雅恵と共に行く)サマーソニックに始まり、メロンのライブで終わるメロンの夏です。
そういうわけで週末に向けて今はJAM Projectの新曲Rocksを聴きながら一人モッシュを起こしテンションを上げています。ロックオーライ。
俺の夏休みはまだまだ終わらないのです。具体的に言うとあと二年くらいは俺の夏は終わらない。
終わらせてたまるかコンチクショウの精神で頑張っております。まだまだぁ!(金太郎チャンス)


そういえば先週はハロプロエッグのライブに行って来ました。
行く前は横浜遠いしエッグとか顔も名前も知らないしあんまり乗り気じゃなかったのですが、
実際行って見るとこれが思いのほか楽しくてびっくりしました。
まさかあんなにやりたい放題無茶苦茶暴れられると思いませんでしたよ。
メロン以外のスタンディングではあまりいい思いをした事がなかったので予想外でした。
カントリーや美誘電のスタンディングでは完全に場違いな感じだったんですがエッグはすんなり馴染めました。
浪漫や鳴り始めた恋のBELLやブギートレインが非常に楽しかったですね。
ライブハウスでやりたい放題やりながら聴くピロリンも違った楽しみを見出せました。
早いトコ、モーニング娘。もスタンディングやるべきです。青空でストーム起こしたいです。


最近菊池くんがブログで映画の感想文を書いてまして、俺も結構映画好きなんだ、と言ったら、
「おい、てめえも感想文やんねぇと社会的に抹殺するぞ」と脅されたので俺も感想文を書いてみました。
俺は今まで映画なんていうのはフラっと見に行ってぼーっと見て、印象に残ったシーンが1つか2つあれば万々歳なんだよべらぼうめ!
と思っていたんですが、感想文を実際に書いてみるとこれがなかなか面白かったですね。
とりあえずこの休日にどばっと一気に映画を観まして10本ほど感想文を書きました。
全部載せると長くなるので今日は半分くらいにしときます。
菊池君は邦画を見ないらしいので邦画を中心に適当に選んできました。


博奕打ち 総長賭博


単純に若山富三郎がかっこいい。若山富三郎大きな愛でもてなして欲しい。マジで。
特に子分を殴って抱きしめるシーンは愛に溢れていて非常にピースな愛のバイブスでポジティブな感じで素晴らしいです。
あとはつや子姐さんの死に様もかっこいいです。ヴィジュアルもかわいいですし。
俺が1968年に大学生だったら確実につや子姐さんヲタをやってると思います。
とにかく任侠道を貫きに貫き通してからの最後の中井のセリフはグっと来ました。
いや、面白かったですね。そりゃ三島由紀夫も褒めるわこの映画、と思いました。


長い散歩


よくあるテーマでよくあるストーリーをよくある展開で進めながらも、
圧倒的な子役のかわいさとその幼女のパンチラ、そして緒形拳、きれいな風景と映像美でゴッリゴリにゴリ押すゴリ押し映画。
俺はこういう映画はわりと好きなのでなかなか楽しく見れたんですが、人によっては退屈なだけかもしれません。
ラストもすっきりしてて好きなんですが、「ええ!?なんじゃそら!ブーッ!」と椅子から転げ落ちてしまう人もいるでしょうね。桂三枝バリに。
まあでもロリコンなら確実に最後まで見られます。ロリコン的見所は最初にスーパーの前でメロンパンを食う所、これは間違いない。俺に言えることはそれだけです。


太陽の季節


金持ちのボンボンが腕と暇に任せて好き勝手やる映画。
事あるごとにダンスを踊りヨットに乗るライフスタイルが俺らくらいの世代だと逆に新しいと思います。
作中の貞操観念は思ってたより普通でした。もっとすごいのかと思ってました。イメージでは。
あれくらいならモーニング娘。の方が貞操観念崩壊してるぜ!モームスなめんな!太陽族
長門裕之といえば麻雀の上手いおじいちゃんって言うイメージでしたが、若い頃から博打強いキャラだったんだなと感動しました。
岡田眞澄がかっこよすぎでした。ファンファン大佐が他の出演者に大差をつけて一番かっこいいです、大佐だけに


気球クラブ、その後


気球クラブというサークルの元メンバー達がサークル創始者の事故死をきっかけにもう一度集まって青春を思い出し、そして決別する、っていうお話。
5年前に解散していたっていうことですでに疎遠になっている元メンバー達。もう一度集まろうって時の最初の携帯でのやりとりの冷たさが妙にリアルでよかったです。
集まっちゃえば、とりあえずバカ騒ぎをするところも非常に共感できました。
飲み会で女の先輩とキスしちゃったり、男女比6:4くらいのいいバランスだったり、ヤリマンの女の子がいたり、
うん、これもよくあるサークル感で、非常に共感、できるか!なんじゃそれ!そんなんもうファンタジーじゃ!
もうね、剣と魔法の世界とか巨大ロボットが未知の生命体と戦う方がリアルなんじゃないかっていうくらいのファンタジーじゃボケが!
残念です。なにが残念って俺の人生が残念です。いいなあ、ああいう感じあこがれるなあ。
普通のサークル活動をしたことがある人には多分リアルなんだと思います。いや、多分ね。知らないけどさ。
あとすごいのは永作博美。まじでかわいすぎる。これたぶん35くらいの時だと思うんですが、35とはとても思えない。
ASAYANに出てた頃と同じくらい、むしろ今の方が、くらいの凄さ。永作博美は化け物だと思いました。


大脱走


スティーブ・マックイーンチャールズ・ブロンソンはもちろんかっこいいんだけど、
やっぱり俺が惹かれるのは「製造屋」セジウィック。反則的な強運で飄々と生き延びるその姿には憧れないわけにはいかないかっこよさがあります。
「調達屋」ヘンドリーも好きですね。クールに仕事はこなすけど実は人情家なところにグっとこない男はいないでしょう。
他にも魅力的なキャラがたくさん出てきて、どのキャラが好きかで性格がわかったりするかもしれないですね。
全編にわたって女なんぞは一人も出てこない男の男による男のための映画。
文句なしに面白い。非常に少年漫画的な面白さだと俺は思います。
キン肉マンや男塾や北斗の拳が好きで大脱走が嫌いな人はおそらくいないんじゃないか、とそう思うくらいです。