誕生日の朝

今日は俺と紺野と窪塚洋介の誕生日。
晴れて２３歳になる瞬間、今年は大宮から出る最終の京浜東北線の車内で迎えました。
２３歳と言えばもう立派な大人の年齢。俺もそろそろしっかりせねば、などと考えてる暇はなく、
吉澤さんの卒業、そしてなにより新垣さんの中のモーニング娘。が死んじまった悲しみを紛らわす為に号泣しながら大宮で酒を飲んだ帰りです。
ここ数年、毎回誕生日はろくでもない事になっております。
誕生日といえばスーパーファミコンのソフトが買ってもらえる日だったあの頃は良かったなあ。

5月7日午前0時過ぎ

確か上中里辺りで停車した時だったと思います。いきなり目の前で中年女性が卒倒。
着席していた俺の足元に仰向けに倒れ、顔を確認すると焦点が全く合わない目が両方違う方向にグルグル回転しておりました。
下手に動かしたりするとまずいだろうと思い、とりあえず対面に座っていた菊池に「いや、これはまずいっしょ」
と冷静かつ無意味な警報を発令するだけ、という行動。偶然乗り合わせていた力士が介抱。
電車が止まって車掌が来て、俺はなすすべなく力士ごしに立ち尽くすだけでした。力士凄いなあ。
俺の23歳が激動のスタート。

5月7日午前1時過ぎ

白鳥麗次バリのスーパー金持ちﾊﾛｰﾊｯﾋﾟｰﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ君の神田のマンションに到着。
そもそもマンションの入り口からして異次元。なんなんだよあのオブジェは。

5月7日午前2時ごろ

吉澤ひとみ卒業メモリアルＤＶＤを見ながら菊池”サイコパス”草太と朝まで生ｦﾀ論争。
「モーニング娘。は男のチンコなしで少女をアイドルとして育てるとどういう大人になるのか観測する人体実験場にすべきだ」
というモーニング娘。試験管論を唱えるサイコ野郎菊池と全面衝突、口からでまかせのモーニング娘。愛をブチまける自分と安酒に酔う。

5月7日午前5時前

TXの始発待ち。秋葉原の富士そばにて23歳になって初めての食事。体に気を使いほうれん草そばを注文。

5月7日午前6時過ぎ

TX車内で車両に俺しかいない状態でぼーっとする。
途中で乗車してきた通学途中のJCに不審な目で見られて興奮。

5月7日午前7時過ぎ

帰宅してシャワーを浴びたらなんだかイケそうな気がしたので23歳の俺は一味違うぜ、
と呟きながら学校へ行く用意をする。

5月7日午前9時過ぎ

学校へは行ったもののやっぱり無理だったので豪快に教室で睡眠。

5月7日午後12時前

学食で飯を食う。何も考えずにそばを注文。そういえば朝もそばだったなと気が付くも美味しく完食。
帰宅して即就寝即抱きしめて。

5月7日午後6時

起床。寝巻きのまま飲み物を買いに出て、そのまま漫画喫茶へ向かう。

5月7日午後11時50分

スピリッツ、ヤンマガ、キン肉マン、逆境ナイン、しりあがり寿の方舟、キン肉マン
という流れで漫画を読み、12時閉店の漫画喫茶を後にする。

5月7日午後11時55分

そういえば今日は誕生日だったなあと思う。あまりの情けなさに泣きそうになった時に、
ハロプロを20曲に1曲くらいしか選ばない俺のオーディオプレーヤーのシャッフル機能が選んだ曲は「いいことある記念の瞬間」
いいことなんてねぇっつうの、と思いながら久々に聞いてたら、
この曲はいいことなんてねぇけどなんとかやっていこう、という曲だったと思い出す。
なんとかやってみるかあ、と思いながら自販機でタバコを買おうとしたら11時過ぎてて買えませんでした。

吉澤さんの卒業に関してはですね、そりゃ理屈をゴテゴテ付ければいろいろと考えられるんですけどね。
I WISHのＰＶでも見ながらね、昔の事今の事考えて、理屈というか妄想というかそういうモノでなら俺も感動できるとは思うんですけど。
ただ実際卒業コンサートを見た感想は別にそうでもないですよね。いやコレ正直な話。
卒業してもハロプロには残るわけで、モーニング娘。名義で歌を歌ったCDが出ないとか、
モーニング娘。単独コンサートに出ないとか、それにどのくらいの意味があんのかって話です。
卒業後の活動もまあ大体想像通りでそのままスっと移行するでしょうし。
第1部完でそのまま翌週から第2部連載スタートみたいなそんな感じです。
モーニング娘。にガキさんのモーニング娘。はいなくなりましたけれども、
モーニング娘。っていう枠組みがただ単純にハロープロジェクトという枠組みに拡がっただけで、特に大した意味は感じられないですね。
まあとりあえず何が言いたいかっていうとですね、関係者席の斉藤さんが一番ロックだったって事ですね。