どれだけ 涙を流せば 貴方を忘れられるだろう

朝6時に起きて、風呂に入り身を清め、新幹線に飛び乗り約3時間。
新幹線の車内ではヤンマガとスピリッツを読み時間を潰す。
しかし両誌とも、最近エロ本化が激しいんじゃないだろうか。これじゃあ、ピザッツと変わらない。
名古屋に着いて、ビジネスホテルに荷物を置いたら間髪入れずに日本有数の夜の街、金津園へ。真昼間だけど。
電車に数十分揺られてたどり着く、なんにもない、閑散とした駅、岐阜駅。南口を出て少し歩く。
今日のご指名はそのままズバリ「ゴマキ」という源氏名を持つなかなか肝の座った女性である。
総額35kの中級ソープ、顔出し写真では確かにそこそこゴマキに似ていた。ゴマキ言うな。
駅の真ん前にあるソープのビルはすぐに見つかり、物凄く丁寧な店員の兄ちゃんに案内されて待合室へ。
革張りのソファに深く腰を掛け、爪を切る。加藤鷹の右手は異常なほどの深爪の状態にいつも保たれているらしい。
ゴマキとの対面を待つ。今日は存分にHow to use SEXY、いや、もう「Y」UKIはいらない、
How to use SEXを見せてもらおう。表舞台からひっそりと姿を消したゴマキに思いをはせながら。
不健康そうな顔色の黒服店員にエレベーターに案内され、そこで「ゴマキ」と対面。瞬間、体に電流が走った。
今日はよろしくお願いします。そう言った「ゴマキ」はゴマキと言うよりもXJAPANのTOSHIに似ていた。
あるいは山田邦子アントニオ猪木辻本茂雄ハロメンで言えば雅ちゃん
お前何フランスパン咥えとんねん、・・・・・アゴや!!!!
つまりまあ、なんというか、そういうことだった。エレベーターのボタンを操作するその横顔は三日月のようだった。
こちらを向き、「今日はこのお店、はじめてですか?」そう俺に聞く。正面から見て気付く。
このシャクレは、ただのシャクレじゃない。大きく向かって右、嬢からすれば左側に曲がっている。
これじゃあ、お前、まるで「し」じゃないか、ひらがなの「し」だろ・・・これは・・・っ!
全身を駆け巡る後悔と言う名の電流。ちょっと待ってくれ、少し時間をくれ。
「あ、すいません、ちょ、っとトイレ、先に行ってもいいですかね?」
しょんべんをしながら壁に額を付け、うなだれる。
なぜ、なぜ、予約の電話を入れた時にもうちょっと考えなかったんだ・・・
顔の下半分隠してたじゃないか・・・なんで・・なんで、俺は、いつも、こんな・・・
しかし、ここで切り替えられないようでは、一流の地雷処理はできない。
えいやっと飛び込むプレイルーム。35k分のモノは得て帰らねば。ゴマキ、舐めるなよ、この俺を。
いや、舐めるべきところは舐めてもらうけどな!


90分後、なんにもない岐阜駅でクリームパンとリポビタンDを買い、俺はホームに立ち尽くしていた。
そして自然にこう呟いていた。どれだけ、涙を流せば、あなたを、忘れられるだろう。
ありがとう岐阜のゴマキ、いや、TOSHI。俺は今日も涙で明日が見えないけれど、なんとか歩いてみます。



と言うわけで、名古屋に行って来ました。正直岐阜のTOSHIは顔以外は一流でした。
体はすごく均整がとれてたし、話もそこそこ盛り上がったし、何よりすごかったのが膣のシマリ。
これはね、ちょっともの凄かったです。俺は、風俗嬢との会話はできるだけプレイの内容とか、
下の話題をあえて避けてるんですが、今回ばかりは言ってしまいましたよ、いやあ、シマリすごいっすねって。
そしたら、「いや、これはね、努力の賜物なのよ」と深い言葉を頂きました。
なんでも膣の筋肉を鍛えておられるらしいです。ソープ嬢という仕事柄、
チンコの非常に小さな男の相手をする場合もあって、それに対処するために鍛えたらしいです。
親指くらいの太さのペニスまでなら圧縮かけられると言っておられました。
思わず、人間ってすごいッスねえ・・・と言ってしまいました。
「でもね、この仕事をちょっとでも休むとすぐに落ちんねん、膣圧。やっぱり何事も毎日の積み重ねだわ。膣圧が落ちてると悔しいのよね、あれ?もっとしまるハズなのに、なんで!?って」
正に職人の世界です。膣圧職人ですよ、あの人は。あんたも学校がんばんなさいよ、と言われました。
なんか勇気をもらいましたね。これからも頑張ってください!俺もできる限り頑張ります!


名古屋に行った目的はですね、実は金津ではなくて、JAM projctのライブなんです。
こっちの方も非常に楽しかったですね。ある程度は自由に動けたので良かったです。
いつものように、とは行きませんが、ヘッドバンギングや軽いぶつかり合いくらいならできました。
というか、できるような感じに持って行きました。周りからは非常に迷惑そうな顔をされましたけど。
結構控えめにやってたんですが、なんかの曲でちょっとテンションがあがってしまって、
いつもの感じで一回全方位ぶつかりを繰り出したら、俺たちの周りの人口密度が下がりました。そこから先はわりと自由に動けるようになりました。
前に居た奴に小さな肘打ちを何度もくらいましたが、効かぬ、効かぬのだ、トキよ・・・と思いながらガンガンぶつかりました。
ただ、女の子が多かったので、そこは結構空気を読みました。
俺も別にぶつかりあいを怖がってる人に無理矢理ぶつかって行きたいわけではないんです。
ぶつかって、ぶつかられて、結構激しくぶつかられても、なにぃーとニヤニヤしながらぶつかりたいんです。
ただ、俺の美勇伝Tの保存状態が悪くて汗をかいて濡れた途端に剣道の小手みたいな臭いがしてきてすごかったです。
マジで臭いを出してる俺すらうわなにこれくっせえ、と思うほど臭かったです。
俺のTシャツに触れた瞬間3年間熟成された剣道部の小手の呪いが発動していました。
ヤニとカビとなんか変な菌が醸しまくった臭いがしていました。
ライブに来ていくTシャツはちゃんと洗おうと反省しました。
そんなモルボルのような存在でしたが、遠藤正明からたくさんレスがもらえたの良かったと思います。
あと、ライブが終わってホテルに戻って飯食ってコンビニに寄ったらマッスル坂井に会いました。
あ、マッスルじゃん、と思いましたが、俺以外誰も知らないし、すごい不機嫌そうな顔だったのでスルーしました。
ちなみに名古屋駅前のミニストップです。あれは間違いなくマッスルでした。


今回もポケットに10万円裸銭で持って行ったんですが、家に帰ったら2万くらいしかなくなっていました。
再来週はスノボだし、ものすごい早さでお金がなくなります。
まあ、いいか、深く考えないようにして今日はもう寝ようと思います。
皆さんも日々大変だと思いますが、膣圧職人の言葉を胸に頑張ってください。
俺は、まあ、いや、結構、それなりに頑張りたいと思います。