ナイススティック

昨日の9月9日は、ラブマシーンが発売されてから丸十年、俺がモーヲタになってから丸九年の記念すべき日でしたが、
俺はそんな事はすっかり忘れて、朝から晩まで学校サボってスロットを打っていました。
朝食に缶コーヒーとナイススティックを食っただけで、メシも食わず12時間、淡々とリノを回し、3千枚ほど出して帰宅。
狼を開いて初めて9月9日のアニバーサリーだと気づきましたが、特に何を思うでもなく、
いつものようにエロ動画を探して、昨日はコレといったモノが見つからなかったので、オナニーもせず泥のように眠りました。
10年前って何してたかなあ。俺は基本的に過去を振り返らない男なので、あんまり覚えていないんですが。
多分毎日朝から晩まで学校行って下らない事話して部活行って、家に帰ったら友達から借りたエロ本でオナニーして、
中学3年の頃にやってた事なんてそれくらいだなあ。甘酸っぱい恋愛も派手な反抗期も汗臭い青春も無かったし。
あんまり今と変わらないですね。部活がパチスロになって、母ちゃんの手料理がナイススティックになって、
友達から借りたエロ本がyourfilehostになって、オナニーの回数が減って、体重が増えて、歳をとって、変わったのってそれくらいで。


☆10年前の自分にメッセージを残すなら
・十年後も彼女はいなくて素人童貞、特に高校生活は悲惨
・大学入試に一度落ちる
・大学ではスロとヲタ活動ばかりやって2回留年する
・大学院入試にも落ちる
・こうやって列挙するとびっくりするほど最悪で、事実最悪だが、なぜか結構楽しくなってくるので問題ない



というわけで、通算19回目の夏休みが終わりました。大学院にも落ちましたし、コスプレ雀荘にも行きました。なかなか楽しい夏休みでございました。
大学院の口述試験にはスーツで行く、という常識を知らなかったために、
俺は、ディッキーズ42274(カーキ)に白黒チェッカーのVANSにバンドTというken yokoyama、もしくはジャルジャル
みたいな格好で行ってしまいました。まあ、スーツじゃないにしても、ラフすぎるだろう、という気はしますが、
ちょっと寝坊気味で慌てていたのでいつも着ているパチ着を着て行ってしまったのです。
学校へ行ったらスーツの奴がやけに多かったので、今日は就職的な奴も同時にやってんのかなあ、忙しい日なんだなあ、などと思いました。
口述試験会場がスーツの奴で溢れ返っていまして、あれ?教室間違えたかな、と一瞬思ったのですが、
バッチリ、口述試験会場、と教室の入り口に案内板が立っていたので、俺のわずかな希望は瞬時に打ち砕かれました。
試験時間ギリギリに学校に行ったので、引き返す時間もなく、絶体絶命の危機に陥ってしまいました。
でも、受験要項には「横山健のコスプレをして口述試験を受けてはならない」とは(おそらく)書いていないし、
もうこれは、「俺は俺のポリシーがあってこれ着てきたんだぜ」感を出すしかないと思い、
心の中でうろ覚えのRunning On The Winding Roadを何度もリピートしながら、スーツの人だらけの待合室で肩身の狭い思いをして佇みました。
口述試験自体はスっと終わりました。えっ!?っていうくらい何事も無く終わりました。
「今やっている研究は?」
「今は何もやっていません。できればやりたくないです。」
「わかりました。では、大学院ではどのような事をやるつもりですか?」
「研究室の説明をwebで読んだだけなので、よくわかりませんが、なんか面白そうだったのでああいうのがやりたいです」
「!???大学院で所属するつもりの研究室の先生に会っていないのですか?」
「え?」
「え?」
「絶対に会え、とは書いていなかったので会っていません。」
「そうですか、テストの出来はどうでしたか?」
「人並みだと思います」「ありがとうございました。」「ありがとうございました。」
これね、誇張一切なしですよ。マジでこれだけの内容。俺の前の奴が15分やってた面接が、俺の場合3分で終了です。
もう一個受けてた東大の方も理系の大学院だと思って出願したら実は文系でした、というありえないミスによって撃沈しましたし。
というわけで本格的にニートに内定しました。時代のせいだよ、ロストジェネレーションだよ、
という言い訳でとりあえず向こう三年は過ごしていこうと思いますのでよろしくお願いします。
職、探してます。電話待ってます。応募はしてないけど、電話、待ってます。


この前の週末は浅草でサンバカーニバルを見て、上野の美術館に行った後、秋葉原のコスプレ雀荘に行ってきました。
無茶苦茶長い店員のルール説明を半笑いで受けて、たまたまその日は女の子の誕生日イベントだったらしく、セレモニーを見ました。
常連が女の子に告白イベントやってるのを、これまた半笑いで見守りました。
告白カードを使用していました。店のポイントを貯めると貰えるらしい告白カードを使用すると、
お店の女の子に告白できるのです。マジ夢あるなあ、あのカード。銀河鉄道カードと同じくらい夢ある。
漫画読み放題ジュース飲み放題の、なかなか快適そうな待合所があったのですが、
生憎、人でごった返していて、大変なことになっていました。仕方ないのでホーリーランドを立ち読みしていると、
割とすぐに名前を呼ばれて早速対局。女の子の名前は覚えていませんが、なんかすげえ早口で喋る女の子でした。
空気読まずに東2局でお姉ちゃんからいきなり親倍直撃。
しかも慣れない環境といきなり来た混老頭なんていうあんまり見ない手にあせってしまい、
点数申告間違えて、対面のオジ様に苦い顔をされる。さらに空気読まずに連荘して、
リーチまでかけてお姉ちゃんをトバしにかかったり、テンパイ気配がしたら即ベタ降りしたりしてガチでトップをねらいます。
後でよく考えたらノーレートで場代がかかってるので、お姉ちゃんと卓を囲んでる時間をできるだけ
長くするのが正解だと気付いたんですが、打ってるときはそんな事微塵も思わなかったですね。
点数計算を放棄したり(ロン、これ何点ですか?)、お手付きしまくったり、お姉ちゃんの会話のフリをことごとく潰して打牌に集中したり、空気を壊すだけ壊して俺トップ前田2着のワンツーフィニッシュで颯爽と帰宅。
雀荘的にも、メイドカフェ的にも、場違いな客でしたね、完全に。何しろ、麻雀もおねえちゃんとの会話もどっちもちゃんとやらないんだから。
多分もう行かないでしょうが、話のネタにはなると思いますので、皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか。


9月から10月にかけては旅行やライブのイベント一杯なので忙しそうです。
吉澤さんのソロライブと旅行がカブってて、コレクターズとのコラボのメロンラウンジがラウパとカブってて、
って結構予定が潰れてしまうんですが、それでもかなり忙しいです。頑張ります。その他の事は頑張りません。