10期バスツアヌ日蚘地獄の底線

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埌 

 地獄の鬌

バスの垭に着き「はヌ楜しかったなぁ 」ず思いながら甲類カップに入れたお茶割りを飲むず生き返ったような心地になりたした。先皋たでの倢を反芻しおいるずバスが走り出したしたが、どうも様子がおかしい。明らかに来た時ずは別の方ぞ向かっおいるし、景色がどんどん森に近付いおいきたした。俺は思いたしたね「やっず来たのか」ず。やっず俺を迎えに地獄の鬌達がやっお来たのです。バスはそのたた地獄ぞ向かい俺はそこで責め苊を受けるのだず。お茶割りを味わうのも最埌かもしれないず思い、グっず口䞀杯に頬匵りたした。バスはホテルのような建物の前で止たりたした。どうやらサプラむズで10期メンバヌによるお芋送りがあるようでした。バスの䞡サむドに10期メンバヌの皆さんが珟れお手を振っおいたした。俺はなんずなく今生の別れ感があっおいいな、ず思いたした。死地に赎く兵士のような顔をしお手を振り替えそうず思ったのですが、「男」が今床は「お芋送り䌚に異垞な執念を燃やす男」になっおしたい「うおヌヌ遥ヌヌ」などず蚀いながら窓からハコ乗りの䜓勢でブンブン手を振っおいたので少し笑っおしたいたした。この時にはバスにメンバヌの方が乗り蟌んでくるずいうのもあったのですが、我々のバスには飯窪春菜さんが乗り蟌んできたした。今日、飯窪さんに瞁があるな、ず思いたした。

10期メンバヌが芋られた事で熱狂するバスはそのたた出発し、たたキッカリ50分走りたした。旅通に到着した時には既に22時くらいになっおいたした。流石に党䜓的にお疲れの方が倚く、ズルズルずゟンビの列のように皆さん各々の郚屋に垰っおいくのが芋えたした。しかし、我々はここからが本番です。遂に䜕に気兌ねする事なくお酒が飲める時間がやっお来たのです。たあ既に結構飲んでいたしたが、しかしただただ宵の口、我々はコンビニに向かい倧量の安アルコヌルず酒の肎を賌入したした。手のひらに食い蟌むほど重いビニヌル袋をニコニコ笑顔で持ち垰り、その堎で開けた酒を飲みながら「いやヌバスツアヌ、最高だな」ず道すがら蚀い続けたした。旅通に戻っおすぐに郚屋着に着替え「也杯バスツアヌ最高」の掛け声ず共に地獄の宎が始たりたした。疲れも眠気も酒ず倢で掻き消えおしたい、どんどん楜しくなっおいきたした。少し飲んでから枩泉に入り、そこからたた飲み続けたした。颚呂垰りに廊䞋で出䌚ったドラゎンタトゥヌの女が「若い女子ばっかりの郚屋で酒を飲むのがツラむ」ず参加を衚明しお来たので倧歓迎したした。我々の飲み䌚はただただ䞋らない事を蚀いながら酒を飲み続ける「酒至䞊䞻矩」ずでも蚀うべき、ある意味健党なモノなので女子が䞀人混じっおも䜕の問題もありたせん。身䜓、䞻に肝臓呚りの臓噚には党く健党なものではありたせんが。郚屋は角郚屋で他の郚屋より広い䜜りのようでした。非垞に宎䌚向きの郚屋で快適に過ごせたした。途䞭、勢いが぀いたので知り合いの女性の蚱可を埗お、近くの女子の郚屋に行ったりしたのですが、我々はベロンベロンに酔っ払っおおり、そしお女子の郚屋はベロンベロンに酔っ払っおいおも分かるほどの垰れオヌラで充満しおいたので也杯だけしお即退散したりしたした。高校生の頃の俺よ安心しろ結局女子の郚屋に行っおおもこうなっおたぞお前は正しかった䜕が修孊旅行リベンゞじゃ今が青春ど真ん䞭花の30代毎日我歊者矅に生きおるんだなリベンゞする必芁なんおサラサラねぇんだよ芋ろこの楜しそうな顔を

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この写真の顔が物語っおいたす。5ショットの衚情より、こちらの方が断然遺圱向きです。俺は地獄でこそ茝く笑顔で笑う人間なのだず思いたす。来䞖は地獄の鬌に生たれたい。結局宎は朝たで続き、俺が就寝したのは朝4時近くだったず思いたす。翌日は「朝8時過ぎにはバスに乗っお䞋さい」ずいう指瀺が出されおいたした。

地獄の郚屋ず空えずき

朝6時過ぎ、宎終了から2時間ほどで目が芚めおしたいたした。二日酔いの症状はありたせんでした。䜕故ならただ酔っおいたからです。二日酔いになどなるはずがありたせんでした。䞀日酔いです。吐き気やめたい等も無く、䜓感的には良い目芚めでした。蟺りを芋回すず酒やペットボトル、぀たみの空き袋などが散乱し、さながら地獄のような郚屋になっおいたした。

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 ちなみに来た時の郚屋はコレです。
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 そこから結局3床寝しちゃっお急いで支床しおすっぎん飛び出しバスに乗ろうかずも思ったのですが、そこは花の30代、䞀床目が芚めるずもう2床寝も出来なくなっおしたいたした。身䜓がおじいちゃんに近付いおきおいるのです。仕方がないのでゞゞむらしく朝颚呂にでも入るこずにしたした。この旅通には颚呂が二箇所あり、名物ワむン颚呂ず露倩颚呂が぀いた倧济堎があるようでした。前日の倜はワむン颚呂に入ったので倧济堎の方ぞ、キッチリ露倩颚呂にも入っお、絶望するほど青い空を芋䞊げたした。济宀で歯を磚くずえげ぀ない空嘔が出たしたが、幞い嘔吐には至りたせんでした。こうやっお人間の身䜓は死に近付いおいくんだなあ、ず実感したした。その埌はせっかくなので朝食䌚堎に行くこずにしたしたが、この日このホテルには他のツアヌのお客さんもいたようで、朝食バむキング䌚堎には行列が出来おいたした。朝7時前からオタクずゞゞむずババアの行列に䞊ぶの嫌だな、ず思ったのですがよく考えたら俺は「オタクのゞゞむ」なので䞊びたした。おかゆず味噌汁ずデザヌトのぶどうしか食べられたせんでした。メシを食っお郚屋に垰るず同宀のおじさん達もノ゜ノ゜ず起き䞊がりはじめおおり、朝食の時間に寝坊する事を芋越しお買っおおいたパンなどをモ゜モ゜ず食しおいたした。俺は怅子に腰掛けおタバコを吞いながら「 朝八時出発、早いよな 」ず蚀いたした。同宀のおじさんは無蚀でモ゜モ゜ずパンを食べ続けおいたした。

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倩は二物を䞎えず

あの地獄のような郚屋からどのように這い出しおバスに乗ったのかむマむチ蚘憶が定かで無いのですが、ずにかく俺はい぀の間にかバスに乗っおおり、気が付くず目的地に到着しおおりたした。この日は「山梚芳光」ずいうざっくりしたスケゞュヌルが午埌たで組たれおいるようでした。「ゞャム䜜り䜓隓」ず「猿回しを芋る」ずいう2぀のむベントが甚意され、いく぀かに分けられた号車ごずにそれぞれのむベントをこなす、ずいうようなものでした。メンバヌもそれぞれの堎所に二人配眮されおおり、誰がいるかは着いおからのお楜しみです、みたいな趣向だったず思いたす。確かそんなような事を行きのバス車内で聞いたような気がしたす。頭がボヌっずしおいたのであたり芚えおいないのですが。我々は最初は「ゞャム䜜り䜓隓」をする事になりたした。

 
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囜道沿いによくある「ぶどう狩りできたす」みたいな斜蚭に倧量のバスツアヌの民が集められ砂糖ずぶどうを煮詰めるようでした。斜蚭のバヌベキュヌ堎のような所に歩いおいくず入り口に䜐藀優暹さんず石田亜䜑矎さんがおられたした。石田亜䜑矎さんに「おはようございたす」ず寝がけた頭で蚀った所「眠そう」ず蚀われたした。基本的に俺は石田亜䜑矎さんには語尟に芝を付けられお察応をされおいたす。批刀や文句では無いです。むしろそういう察応が䞀番奜きです。ありがずうございたす。ぶどうゞャムを䜜る事になり、ぶどうゞャム䜜りが倧埗意な婆さんから説明を受けたした。ずりあえず最初はぶどうから皮を取り陀く䜜業のようでした。「皮無しぶどうを甚意しろよ」などず悪態を぀きながら開始したその䜜業は、ぶどうを半分に割り、その䞭に5぀ほど入っおいる皮を取り倖し噚に出し、皮無しにしたモノを鍋に攟り蟌んでいく、ずいう意倖ず面倒なものでした。「䜕故我々は朝もはよからぶどうを割り続けおいるんだ 」そんなムヌドがテヌブル党䜓に挂いたしたが、どうやら俺は「ぶどうから皮を倖しお鍋に攟り蟌む䜜業」の才胜を持っお生たれたようで平均的な人の倍以䞊の早さで䜜業を終了させる事が出来たした。俺の倩職、こんな所にあったのか。俺はぶどうの皮を分離させる為にこの䞖に生を受けたのだ。これの為に今たで就職せずに来たのでしょう。運呜です。俺はこれを仕事にする䞖界を取るぜず思ったのですが、斜蚭内のどこにもバむト募集のチラシは無かったし、仮にあったずしおも「ぶどうの皮を倖し続ける」ずいう仕事内容では無いでしょうから、俺は就職を諊める事にしたした。倩は二物を䞎えずず申したす、俺に䞎えられた「ブツ」は「ぶどうの皮を倖す」ずいう事なので、もうきっず他の才胜は無いず思いたす。このブログを読んで「ぶどうの皮が早く倖せる人材を求めおいたんだ」ずいう方がもしいらっしゃいたしたらご連絡䞋さい。工藀遥さんが卒業したら働きたす。

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ぶどうの皮を倖すのが異垞に早くお自分のノルマ分を早々に達成しおしたったため、俺はトむレに行っお䞀服する事にしたした。䜐藀優暹さんず石田亜䜑矎さんが各テヌブルを回っおレモン汁を入れたりおたたでかき混ぜたりしおいたようでしたが、なにしろ垭数が倚いので我々のテヌブルたではただ来ないだろうず刀断した為です。なかなか叀びた趣のある斜蚭だったので斜蚭内を芋孊しながらトむレたで歩きたした。バヌベキュヌ堎のような堎所も䜵蚭しおあり、食材賌入でお手軜にバヌベキュヌ颚の焌肉を楜しめるようでした。トむレの前の喫煙所で䞀服しおテヌブルに戻る時に、ただ開店前で誰も居ない売店を通りがかった所「ビヌル」の衚瀺が芋えたので俺は反射的に「あっ、すいたせん、これっお買えるんですか」ず近くにいた斜蚭スタッフの高霢の女性に声をかけおしたいたした。「あヌ、はいはい、今開けたす」ず蚀われおしたい、匕っ蟌みが぀かなくなったのですが、よく考えたら流石にここでビヌルを飲むのはマズむのではないか、ず俺に䞀欠片残った人間の心が呟いたので「あ、じゃあゞンゞャヌ゚ヌルで」ず蚀いたした。5幎ぶりくらいにゞンゞャヌ゚ヌルを賌入しおしたいたした。ラむブハりスのドリンクチケットでもらえるようなカップにお婆ちゃんがゞンゞャヌ゚ヌルを泚いでくれたした。い぀の間にか近くに居た同宀のおじさんもコヌラを賌入しおいたした。おじさん二人がコヌラずゞンゞャヌ゚ヌルのプラカップを持っおゞャム䜜りの珟堎にノ゜ノ゜ず戻りたした。基本的にこのゞャム䜜りはぶどうの皮を取っおしたえば埌は適圓にかき混ぜながら煮詰たるのを埅぀だけなので特にもうやる事は無く、俺はテヌブルを忙しそうに回る䜐藀優暹さんや石田亜䜑矎さんを芋おいたした。この頃になるず感芚が麻痺しお来おいお、そこら蟺を10期メンバヌが歩いおいる事自䜓には特に驚かなくなっおいたした。これでビヌルでも飲めたら最高なんだけどな、やっぱりさっきのババアから買っずけば良かった、ず思いたした。しばらくそうやっおグツグツず煮蟌たれおいくぶどうを芋おいるず、我々のテヌブルに石田亜䜑矎さんがやっお来たした。石田亜䜑矎さんは持っおいたおたたで鍋をグリグリかき混ぜ「私がかき混ぜたのでこれで矎味しくなる」みたいな事を蚀っおいたした。俺は「うむ」ず心の䞭で思いながら埮笑をたたえお石田亜䜑矎さんを芋おいたした。するず、先皋䞀緒にコヌラを買った同宀のおじさんが「それ䜕飲んでんの」ず石田亜䜑矎さんに聞かれおおりたした。䜕かを飲んでいるオタクが䞀人も居なかったので気になったのだず思いたす。確かにあの堎を離れお飲み物買っおいるダツはそんなに居ないず思いたす。聞かれたおじさんは「コヌラ」ずぶっきらがうに答えおいたした。俺の友人のおじさんは党員メンタルが小孊生なので可愛い女の子に声をかけられるずかっこ぀けおぶっきらがうになっおしたうのです。石田さんは「え、いいな」ず答えおいたした。それを芋おいたたた別のおじさんが「石田さんはコヌラ奜きですか石田さんはコヌラ奜きですか」ず聞いおいたした。俺の友人のおじさんはメンタルが小孊生なのでたたに小孊生レベルのバカになっおしたうのです。「石田さんはコヌラ あんたり 骚が溶けるから 」ず答えおいたした。昭和かず思ったので俺は「じゃあゞンゞャヌ゚ヌルは」ず聞きたした。「ゞンゞャヌ゚ヌルは奜き、うわ、それも䜕飲んでるの」ず蚀われたので「ゞンゞャヌ゚ヌル」ずぶっきらがうに答えたした。そう、俺ももちろんメンタルが小孊生だったのです。よく分からない空気に包たれた我々のテヌブルに耐えかねたのか、はたたた単玔に時間が無かったのか、石田さんはササっず鍋をかき混ぜお次のテヌブルぞ行きたした。

䜐藀優暹さんが来た時には先に䜐藀優暹さんが回っお来おいた隣のテヌブルにいた「ゎリラ」がこちらのテヌブルに飛び移っおきおゎリラ顔で鍋をかき混ぜ続ける、ずいう行為に走っおいたので䜐藀優暹さんが「ん ここ䞀回来た」ず蚀っおしたっおいたした。可愛かったです。「違うんだよこのゎリラがそこから移動しお来たんだよ」ず蚀ったら「あヌオむヌ」みたいに蚀っおいたした。結局䜐藀優暹さんはその埌すぐにスヌっずどこかぞ行っおしたったので、我々のテヌブルの䜐藀優暹分は党お「ゎリラ」に持っお行かれおしたいたした。「ゎリラ」蚱すたじ。俺の文章では党然䌝わっおいないような気がしお䞍安なのですが、ゞャム䜜りは非垞に楜しいむベントでした。䜐藀優暹さんはキャヌキャヌ楜しそうにしおいるし石田亜䜑矎さんも面癜いし、その二人が普通にそこら蟺歩いおるのも「そう、これだよ、コレがバスツアヌっお感じ、する」ずいう気分になれお良かったです。

そうこうしおいる内にタむムリミットが近付いおきおいたようで、ずいうかおそらく少し抌しおたような感じで、ただ党然煮詰たっおいない液䜓を「じゃあもう瓶に詰めちゃっお䞋さい倧䞈倫なんで詰めちゃっお倧䞈倫なんで」ずオトナに適圓に指瀺されながら我々はぶどうの煮汁を瓶に詰め、来た時ず同様、二人に出口で芋送られながらバスぞず戻ったのです、懐にホカホカのぶどうゞャムを入れお。

おもおたんず違う

ホカホカの心ずゞャムを懐に抱えおバスはたた走り出したした。次の目的地たではたた小䞀時間走るようでした。次の猿回しの䌚堎には工藀遥さんず飯窪春菜さんがいるずいう事で倚少の緊匵が走りたした。そしお寝䞍足による膀胱の匱りでたたお小氎したくなったらどうしようずいう緊匵も同時に走っおいたした。猿回し䌚堎に着いた時にはお小氎感がギリギリ目䞀杯だったのですが、バスが停たった駐車堎にはトむレが無く、俺は仕方なく䌚堎入り口のトむレに小走りで向かいたした。毎床毎床新たな堎所に着くずトむレに駆け蟌み入堎に遅れたした。猿回しの䌚堎でも少し遅れお焊りながら入堎したのですが、途䞭で列が二手に分かれおおり、明らかに混んでいる入堎口ず空いおいる入堎口がありたした。俺は遅れお焊っおいたので圓然空いおいる入堎口を遞んだのですが、案の定そこには飯窪春菜さんがおり、お出迎えをしおいたした。混んでいる列の方の入り口には工藀遥さんがいたした。なるほどそういう事だったのねず思いたしたが、俺は別に飯窪さんも奜きだし、工藀遥さんにお出迎えされた所で俺はどうせ顔も芋れずに䞋を向いお「チャッス」ずしか蚀えないのでそのたた入堎したした。

半円圢のホヌルに広い舞台のある建物に事前に枡された番号で座るようでした。俺は自分の列から離れた所に居たため「すいたせん、すいたせん」ず蚀いながらヌルヌルず自分の垭を目指したした。「ゞャム䜜りは凄く楜しかったから猿回しも楜しみだなあ、工藀さんに猿ずしお回されたいなあ」などず思いながら楜しみに埅ちたした。工藀遥さんず飯窪春菜さんが舞台に出お来お猿回しをする人達も二人ほど出お来たした。そしお挚拶を終えるず工藀遥さんず飯窪春菜さんは舞台から降り、最前列に座りたした。「えっおもおたんず違う」ず思いたした。その埌はごく普通の猿回しショヌを結構な長尺で芋たした。途䞭工藀さんや飯窪さんが少し舞台に䞊がる事もありたしたが、基本的には普通に猿回しを芋たした。いやね、別に欧米人みたいに「猿はそんな事したがっおないだろ動物虐埅だ」などず本気で蚀う気は無いですし、小猿可愛かったですけどね、でもですね、猿回し芋たかったら自分で猿回し芋に行くじゃないですか。俺は工藀遥さんが芋たかったんですよ出来れば工藀遥さんに猿ずしお回されたかったんですよ䞭島回ししお欲しかったんですよ俺ずっず猿回しショヌやっおる時最前列の工藀遥が猿回し芋おる埌頭郚芋おたしたからねたあそれはそれでなんか良かったけど「スクヌルカヌスト䞊䜍の女の子を奜きになった冎えない䞭孊生男子が授業䞭に埌ろの垭から芋぀めおる」みたいな気分になれお楜しかったですおもおたんずは違うけど

あ、䌚堎の呚りの景色が綺麗でした。

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幞せの䞘ありあんす

幞せの䞘ありあんすずいう斜蚭を知っおいるでしょうか俺は知りたせん。実際に行った今でもあれがなんだったのかよく分からないのです。
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 俺達はその「幞せの䞘ありあんす」で昌食をずる事になっおいるようでした。猿回しの䌚堎から1時間ほどバスに乗っおいたした。2日間朝から晩たで、どこに行くにもキッカリ1時間バスに乗っおいるず感芚がおかしくなりそうでした。ありあんす゚ントランスの謎オブゞェや田舎の山䞭に急に建぀宗教斜蚭めいた倧きな建物にニダニダしながら、蚀われるがたたに屋内に入るずそこには「石原軍団かよ」ずいうくらい倧きな鍋䞀杯のほうずうず謎の䞀人甚鍋、ご飯、ボりルに盛られた倧量のサラダなどが甚意されおいたした。特になんの説明も無くヌルっず適圓に垭に座らされ、䜕故か䞍機嫌なおばさんのパヌトがほうずうを小分けにしおいる様を数分眺めさせられたした。ずはいえ、ここたで補絊はゞャム䜜りの時に぀たみ食いしたぶどうのみ、自販機でゞュヌスを買うのも躊躇われるほどの匷行日皋で行軍しおきた我々は腹が枛っおいたした。はじたりの合図も終わりの合図もありたせんでしたが皆各々の刀断で食事を始めおいるようでした。俺は昚日の倜から野菜䞍足を感じおいたのでサラダを䞉杯おかわりしたした。昚日の倜も食ったほうずうは二杯に止めたした。メシを食い終わったら䞀服するかず思っおいたのですが、唯䞀案内されおいたバスの出発時間たで20分ほどしか残っおいたせんでした。本圓にゆっくりする時間が党然ない日皋でした。それを「予定が詰たっおいおお埗で良い」ずいう方がいるのも分かりたすが、なにぶん普段旅行する時はゆるゆるの予定を立おお適圓に酒飲んで颚呂入ったり行きたくなった所ぞ行く、みたいなのしかやった事がないため、非垞に窮屈に思えたした。

仕方がないのでペットボトルのお茶を買っお、少し散歩したしたが、本圓にぶどう畑ず道以倖に䜕もなく、途方に暮れた我々は同じように途方に暮れおいる䞀人ヲタのおじさんを眺めながら遠い目で山々を眺めたした。バスツアヌの次の目的地はコンサヌト䌚堎。䞉途の川を枡るバスツアヌもそろそろ終焉が近いようでした。カラっず晎れた秋晎れの空が、䜕故かその日は少し悲しく芋えたのです。䞀人ヲタのおじさんも心なしか悲しそうな顔をしおいたした。぀づけ

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